とっても久しぶりになってしまいました。
ようやく更新できる状況・心境になりました。
実は、この一ヶ月は、とても大変な状況でした。。。
体調を崩していた夫が、先月の17日に手術・入院をし、心身ともにかなり参ってしまっており、
その間、人生観が少し変わったような気さえします。
親しい人には話してあることなのですが、夫は持病があり、障害者として会社員をしています。
今回は、その病気とは違った 腸の手術だったので、結果的に身体的なダメージを今までより
更に受けてしまい、もう元の体調には戻れないかも、という感じでした。
今回は緊急に開腹手術になったので、子供を実家に預け、朝から救急で入ってから夜の手術5時間を
含むほぼ15時間ほどを独りで過ごし・・・今までにないほど疲労困憊。
手術後、麻酔から覚めたのを確認してタクシーで帰宅したら夜中の2時でした。
手術後の説明では、ガンではなかったものの、直腸を切断したため、結果的に今までより身体的に更に
人工肛門というハンデが増えるとわかり愕然としましたが、それも生命に関わることとは直結して
いなかったのは幸いで、かなり辛いことでしたが 受け入れることになりました。
そんなわけで、しばらくは、この食い意地の張ったワタシが食事も喉を通らず…眠れぬ日が続きました。
それでも、今は退院し、自宅でのリハビリ・運転の再開をしながら、会社への復帰をそろそろ始められるか
どうかという段階まで ようやく来たところです。
私は本来、愚痴をこぼすのが嫌いな性分で、思い返してみると いつも涼しい顔でずいぶん大変なことをして
いたんだね、なんてことを人に言われることが多いです。
意地っ張りなのかもしれないけど、どうも 自分に負けることが大嫌いなんですね。
自分に諦めを見つけることが嫌、とも言えます。
苦難に負けるあとに残る自分の惨めさを思えば、その悔しさをバネに反骨精神で戦うほうを選んできました。
大変な時ほど、自分でも驚くほどこんなに冷静になれるものだなーと思うけれど、この自己完結型はたぶんやはり
性分というもので、それがずっと変わらない気がするのはなぜなんだろう。
おそらく、これからも変わらず涼しい顔??で、水面下で水かきをして生きていくんだろうな。
とはいえ、この一ヶ月で、自分の母と 少し 心の距離ができてしまったのが今の悩みといえば悩みです。
母と私の性格の違いがその距離を生んだことはわかっているのだけれど。
親の想いを受け止めきれない、というより、ちょっと今はそれが重荷になってしまっています。
もっと むしろ突き放したかたちで ものごとを俯瞰で見てくれたらな。。。
そう思うのは、やはり 私の意地っぱりな身勝手なのかなあ。
そうそう。
この場をかりて。
大切な友人から私へのお見舞いをいただきましたことへのお礼を申し上げます。
庭で摘んだお花と果物。
お菓子や、刺繍のハンカチ。
とても とても癒され、なぐさめられました。
どうもありがとう